ここでは、私がリモートプリンタの設定をした際のことを書いておきます。
私の場合は、gs-ja(日本語版GhostScript)が必要でした。他にも、dvipsk-ja等、 PostScript形式に変換するプログラムが必要になるかも知れません。
私は以下のようにしました。
% sudo apt-get install gs-ja
今回は、リモートプリンタに印刷したいので、リモートプリンタまでの経路を知 らなければいけません。ということで、/etc/hostsに以下のような記述を追加し ましょう。
192.168.0.10 lp0.local.net lp0
最初の192.168.0.10はプリンタサーバのIPアドレスです。次のlp1.local.netは プリンタサーバのFQDN(ホスト名とドメイン名からなる、IPアドレスの別名)です。 最後のlp1は、FQDNの別名です。
この作業は必ずしも必要というわけではありません。DNS等でホスト名(プリンタ サーバのIPアドレス)がわかれば問題ありません。
次に、プリンタサーバに接続されているプリンタを登録します。設定ファイルは /etc/printcapです。設定は例えば以下のようになります。
lp0|epson:\ :lp=:rm=lp0:\ :sd=/var/spool/lpd/lp0:\ :lf=/var/log/lp-errs:\ :if=/usr/local/sbin/somefilter:\ :rp=PS-BEE2C0-P1:mx#0:sh:
注意点は:から:の間にスペースをいれてはいけないということです。タ ブにして下さい。
各パラメータの意味ですが、
もし、PostScriptプリンタであれば作成する必要はありません。私の設定したプ リンタは、gs-jaで変換できる形式でした。gs-jaで変換できる形式はgs-ja -hで 確認できます。以下は実際に使ったスクリプトです。
#!/bin/sh
/usr/bin/gs-ja -q -dNOPAUSE -sDEVICE=ddps4 -r360 \
-sPAPERSIZE=a4 -sOutputFile=- -
このスクリプトを保存し(今回はsomefilterというファイル名をつけました)、 chmod +x somefilterとして、実行権をつけ、/etc/printcapのifで指定したパス へ移動します。lips4は各プリンタに応じて、適宜変更して下さい。各引数の説 明は以下のようになります。
それでは、印刷してみましょう(ローカルプリンタの場合はlpdを(再)起動させて 下さい)。ためしに/usr/share/doc/gs-ja/examples/tiger.ps.gzという虎の絵の PostScriptファイルを印刷してみましょう。
% zcat /usr/share/doc/gs-ja/examples/tiger.ps.gz | lpr -Plp0
プリンタlp0の状態を確認するには以下のようにします。
% lpq -Plp0
プリンタlp0の3番目のジョブを削除するには以下のようにします。ジョブの番号 はlpqで確認できます。
% lprm -Plp0 3